マッシュル -MASHLE-、ついに最終巻です!
最後に勝つのは、魔法か、筋肉か!?
18巻、感想いってみましょう!!
イノセント・ゼロの最終形態
マッシュくんの強烈な一撃を受けて、覚醒したイノセント・ゼロ。
ついに最終形態!!
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
その姿は無機質でありながら、禍々しさと神々しさを併せ持ち、「神」という言葉に異様なまでの説得力を持たせます。
イノセント・ゼロの闇魔法。マッシュくんはデコピンで応戦します。
禰◯子さんには負けられない!
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
デコピンで魔法を弾き、デコピンで自らも弾いて、距離を詰めるマッシュくん。しかし、イノセント・ゼロの時間魔法による反撃を喰らいます。
圧倒的な力の前に、なすすべなく術がないマッシュくん。
これで終わりかと思われたその時、突如闇魔法が横にそれて、イノセント・ゼロは腕の自由を奪われました。
駆けつける強敵(とも)たち
現れたのは、かつて戦ったアベル達でした。
心強い援軍!!
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
マッシュくんをイノセント・ゼロの元へと届けるため、全員が協力します。
さすがは過去に立ちはだかった強敵(とも)達、強烈な魔法を次々と繰り出していきます。イノセント・ゼロもダメージを負いますが、怯む様子を一切見せません。
アビスとマカロンの力で、接敵するマッシュくん。ついに、必殺のデコピンを繰り出します。
その刹那、時間魔法による停止が発動します。
勝利を確信するイノセント・ゼロ。が、突如身体から血液が噴出します!
なんと、マッシュくんのデコピンが時間停止魔法の発動より0.1秒早くイノセント・ゼロの身体に届いていました。
バキでこんなのあった!
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
時間停止が解除され、イノセント・ゼロは壮大に爆散しました。
時間魔法の真骨頂
マッシュくんのデコピンで、身体に大穴が開くほどのダメージを負ったイノセント・ゼロ。
激高して、最強の闇魔法を放ち、世界ごと消滅を狙います。
落下してくる暗黒の超巨大球体。しかし、地上へ落下する寸前で、動きを止めます。
現れたのは竹先輩でした!
竹先輩との関係は最後まで微妙でした。
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
さらには、マッシュくんを魔法学校へ通わせるきっかけとなったブラッドやマギア・ルプスのメンバー、かつて戦った人達や魔法界の人々が集結して、暗黒魔法を止めます!
魔法界が一つになるなか、マッシュくん渾身の一撃が放たれました。
天誅!!
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
完全に虫の息となったイノセント・ゼロですが、ここにきて最後の切り札をつかいます。
時間魔法の真骨頂、時を戻す魔法です。この魔法により、戦いはイノセント・ゼロが変身する前まで戻ってしまいました。
イノセント・ゼロ最後の切り札。
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
もはや自分に敗北はないと確信するイノセント・ゼロ。しかし……。
マッシュくんの膝蹴りが顔面にめり込みます。
歴史は繰り返す……。
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
どうやら敗北の歴史を辿ったようです。
ここでもう一度、時を戻す魔法を発動。だが、なおも戦いに敗北してしまいます。
さらには、兄弟たち全員を復活させ戦わせるというチート級の魔法まで発動します、が。
それでもマッシュくんになすすべなく敗北してしまいました。
ダークソウルあるある。
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
さすがに心が折れかけるイノセント・ゼロ。脳裏には、若かりし頃の記憶が蘇って来ます……。
しかし、マッシュくんは許しませんでした。
厳しい!!
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
そして、必殺の魔法(?)ジャーマンスープレックスによってイノセント・ゼロは地面に伏すのでした。
魔法の杖をそうやって使う人
倒れたイノセント・ゼロは変身が解けます。しかし、放っていた暗黒魔法は、消滅せずに以前としたまま地面へと落ちてきます。
勝利から一転して絶望する魔法界。しかし、マッシュくんは海へと走ると、大陸を掴んでバタ足を始めます。
(いろんな意味で)限界突破!!
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
「……アレは、大陸ビード板だ!!」
何が起きているのかを瞬時に解説するランスくん。
解説されてもわからないフィンくん!!
とにかくバタ足で大陸を動かし、イノセント・ゼロの魔法を回避します。
フィンくんが自棄になるなか、海に着弾した魔法が、今度は巨大な津波を引き起こします。
この事態に、マッシュは、なぜかイノセント・ゼロの杖を借ります。
この杖がまた(都合の)いい形してる。
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
そして、海岸へ戻ると、杖を思い切りを振り下ろし、その風圧で津波を相殺してしまいました。
これにはイノセント・ゼロもしてはいけない表情になりました。
イノセント・ゼロの魔法
長きにわたる戦いがついに決着しました。しかし、被った被害は甚大です。
マッシュくんは時間魔法で、今の状況を戻してもらうことをお願いします。
それを拒否するイノセント・ゼロ。これにはマッシュくんもすぐに言葉を返せません。
「例えば死ぬ5分前に、自分はいけなかったっって思えたのなら、その人にとっては大きな一歩なんじゃないですか」
マッシュくんらしい、まっすぐな説得でした。
マッシュくん。
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
わずかな沈黙の後、イノセント・ゼロが魔法を放ち、世界に光が降り注ぎます。
それは、時間軸をそのままに人の時間だけを戻す魔法でした。マッシュくんの心臓も戻ってきています。
倒れているイノセント・ゼロを起こすマッシュくん。
「僕は使えないけど、魔法が使えるってのも悪くないね」
魔法の良さを伝えたの彼が初めてかも。
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
魔法の世界で筋肉無双し続けてきたマッシュくん。この言葉は、彼に魔法の素晴らしさを見せたイノセント・ゼロの僅かな勝利なのかもしれません。
そして、帰還したマッシュくんに、仲間と魔法界全ての人々が歓喜の声をあげるのでした。
マッシュの(本当の)戦いはこれからだ!
戦いが終わり、数ヶ月。神覚者授与式が開催され、歴史上初の魔法不全者の選出として、マッシュ・バーンデッドの名前が呼ばれます。
しかし、現れたのは魔法局のアフロの人でした。どうやら手紙を預かってきているようです。
手紙には、マッシュくんが神覚者を辞退する旨が書かれていました。困惑する会場と、仲間たちは「らしい」と笑顔で拍手を送ります。
同じ頃、レグロじいちゃんは、優雅な朝のコーヒーを楽しんでいました。そこへマッシュくんがドアを破壊して帰ってきます。
家族の再会は果たされましたが、ドアはわざとではないらしいので、今後も破壊されることになるのでしょう。
まーたドア壊されてる。
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
それから、またしばらくが経ち、仲間たちがマッシュくんの家に遊びに来ました。
なんでも、マッシュくん、パティシエの道を歩むべく新作のシュークリームをお披露目するのだとか。
学園でも何度か作っていたので、とても美味しそうです。
そんなマッシュくんの背後に黒い影が!
黒い影(レモンちゃん)が迫る!!
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
正体はレモンちゃんでした。どうやら一ヶ月前から同棲(?)していたとのこと。
マッシュの新たな戦いは、これまで以上に過酷で熾烈なものになることを予感させます。
そこへドットくんとランスくん、さらに妹のアンナさんを連れてやってきます。読者は回想で知っていましたが、マッシュくんたちは初対面なんですよね。
どうやら、実在を疑っていたようです。
校長、ライオ、レイン兄さんがやってきて、マッシュくんへ改めて感謝の言葉をかけます。
最後に、やってきたのは魔法学校へ通うきっかけをとなったブラッドでした。
一応、約束があったわけですが、当初の想定と状況がかなり違ってしまいました。
そんなブラッドにマッシュくんは「とびきりおいしいシュークリーム」を3回言って渡します。
ブラッドの目論見は見事に崩れたわけですが、涙ながらにマッシュくんのシュークリームを食べたのでした。
シュークリームおいしいね(ポプテ感)
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
こうして長かった戦いが終わり、マッシュくんが神覚者に選ばれたことで、魔法界にも変化が起きるのでした。
マッシュくんは、その後も学園に通い続け、なんやかんや平和に暮らしたそうです。
しかし、レモンちゃんのヤンデレさがいよいよ牙を向き始めたので、平穏な生活は厳しいでしょう……。
真の闇(レモンちゃん)が覚醒する!!!
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社
マッシュくんの戦いは、これからだ!
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