【マッシュル -MASHLE-】 16巻 雑感

マンガ感想

You Tubeに「マッシュル -MASHLE-」のショート動画が流れるようになってきました。

ギャグ作品は映像化すると趣が変わるので、不安でしたがネットの民に受け入れられているようです。

マッシュのじいちゃんもこんな気持だったのかもしれません
(もっとも、あちらは学園で問題児扱いされていますが……)

では、やっと追いついた16巻の感想です。

マッシュの進化と長男の孤独

マッシュ怒りの挑発。それに対してドゥウムはパワーの9割開放で応えます。

吹き飛ばしからの、マウント状態で攻撃を連打するドゥウム。あまりの破壊力に、床が砕け、建物全体にまでダメージが伝わります。

しかし、マッシュはそんな攻撃を少年誌お約束の「完璧な受け身」で対応します。


いや、そうはならんやろ……。
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社

今度は自分のターンとばかりに、攻撃に移るマッシュ。ここで修行の成果が発揮されます。これまでマッシュは身体の機能について曖昧なままトレーニングしていた様子。

しかし、改めて意識することで機能が何倍にも増幅するとのこと。

おお、お馬鹿……脳筋のマッシュくんが頭を使った攻撃をしている!!

吹き飛ばされるドゥウム。しかし、こちらも化け物。ダメージを受けながらも「正直ガッカリ」と失望を口にします。


レモンちゃんとの未来は大丈夫だろうか……。
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社

そんな長男に対して
「勝手に期待してガッカリするとか、恋人とかとやってもらえますか…。ちょっと重いんで…」
と割と本気なトーンで返します。

微妙にわかり会えなかった二人

リストバンドを外して全力モードになるマッシュ。ドゥウムも10割パワーを開放します。

ドゥウムにとって10割モードは人生で2回目らしく、自分の力に恐怖を覚えると同時に、全力を出せる事への高揚や感謝も感じているようです。

同じ強者であるマッシュに、今の気持ちの共感を求めます。が、

「分かんないです」
「できれば帰りたいです」

とバッサリ返します。ドゥウムの表情にフィンくんも「うわぁ…」となります。

剣士な戦い方だったドゥウムが、ここで初めて魔法を使います。鏡の魔法で、自身の分身を出現させます。

迫りくる分身、セコンズによって襲いくる無数の刃。しかしそれらの攻撃を「脱力」でかわします。修行を終えたマッシュのパワーはまだまだ底が見えません。

ついにドゥウムはサモンズを発動、実体のある分身を数多く出現させ襲いかかります。戦いはマッシュの防戦一方、と思われましたが、気づいたら分身が消えています。

なんとマッシュは、分身の肩を掴んで地中に押し込んでいました!


かつて教頭を屠ったやり方。
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社

分身を押し込み、最後の一体となったドゥウムと対峙するマッシュ。最後はブルーデスティニーでドゥウムを打倒します。

地面に倒れるドゥウム。その強さで何を目指すのかマッシュに聞きます。

マッシュの答えは「パティシエ」でした。


シュークリーム・プリン・パンケーキの甘味大戦争の伏線か!?
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社

こうして激闘は、微妙にわかり会えないまま終わるのでした。

みんなが思っていたことを言ってしまうマッシュ

マッシュの勝利に、仲間や民衆が沸くなか、冷水を浴びせるようにイノセント・ゼロが姿を見せます。

魔法界に向けて語るイノセント・ゼロ。のそばになぜかマッシュがいます。

いよいよ魔法界の未来を賭けた戦いが始まると思いきや、


言いやがった……。
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社

「いい歳になって無邪気な深淵とかって名乗るの、やめといた方がいいですよ」
「少し痛いかも・・・」

と多くの人(読者と魔法界の住人)が思っていたことをマッシュが煽り始めます。

ピンチに駆けつけたかつての強敵(とも)

ついに始まるマッシュVSイノセント・ゼロの戦い!!


さすがはラスボス。ふさわしい禍々しさ!!
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社

時間の魔法で両腕を封じられてしまいますが、マッシュは筋肉でイノセント・ゼロを圧倒します。

イケるか!?と思ったのもつかの間。イノセント・ゼロが本来の力を発揮できる日食の時を迎えてしまいます。

兄弟の心臓を吸収して禍々しい姿になったイノセント・ゼロ。マッシュは構わず攻撃を仕掛けます。が、一瞬で心臓を奪われてしまいます。

なおも脅威の体力で反撃するマッシュでしたが、さすがに心臓がない状態では太刀打ちできません。

絶体絶命の状況でしたが、メリアドールさんの機転で、ランスくんたちがマッシュを救出します。

追いかけようとするイノセント・ゼロ。それを阻止しようとする強力な水の魔法が放たれます。


お前は、まさか!!!
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社

魔法の主は、かつてマッシュに倒されたドミナでした!!

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