【マッシュル -MASHLE-】 10巻 雑感

マンガ感想

先日、本屋に立ち寄ったら、なんと「マッシュル -MASHLE-」の11巻が!

うっかりしていたら、そこまで発売されていたんですね……。

なので今回は「マッシュル -MASHLE-」10巻の感想を書きたいと思います。

怪しげな洋館に冴えわたるマッシュの関節技!

ついに開始(はじ)まったヴァルキス校との神覚者最終試験。かつての強敵(とも)と
一緒に6対6の戦いが始まります。

舞台となるグリーフ屋敷は魔法が施された迷路のような構造で、至る所に危険な魔物が
配置されています。両者はそこで5つのスターキーを奪い合います。

しかも、今回は相手のヴァルキス校からの根回しもあり、前年よりもレベルの高い課題
が仕組まれている様子。

その言葉通り、マッシュが遭遇したのは影に入り魂を食らうという
影喰者(シャドウイーター)です。

部屋にいたウサギの影にはいると、一瞬で干からびさせます(後にマッシュが復活)。

強そうなので再登場を期待したい
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社

そんな影喰者へマッシュはクロスガードに引き込んでからの三角絞めで倒します。

相変わらず筋肉のキレが鋭いマッシュですが、はたしてヴァルキス校の面々はこの筋肉に
対してどのような戦法を仕掛けてくるのでしょうか!?

そして「無邪気な深淵(イノセント・ゼロ)」の息子とされるドミナ・ブローライブは
どう動くのか。

いよいよ神覚者最終試験の幕が上がります。

シスコンVSマザコン

策を張り巡らすヴァルキス校に対して、マッシュの頭突きで突き進むイーストン校。

一つの部屋に両者が揃う中、コンビネーション攻撃を仕掛けてきたヴァルキス校。
マッシュはそれをビリヤードで撃退すると、各自が違う部屋へと移動していきます。

そんな状況で迎えたのがランスVS空間魔法を使うシャルルの戦いです。

睨み合う二人。そんな中で突然電話(?)が鳴ります。相手はボスかと思ったら
なんとシャルルの母からでした。

レイン(フィンくんの兄)とは気が合いそう
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社

マザコンムーヴを披露するシャルルに、ランスくんも普通の注意をしてしまいます。
常識人的な説教をするランスくんでしたが、ついついイマジナリー妹との会話
してしまいます。

同じヤバい人同士、気が合うかと思えば、特にそんなことはなく、
シャルル(マザコン)VSシスコン(ランスくん)の戦いが始まります!

お互いに抱く感情は真っ当なのよね・・・
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社

ちなみに戦いはランスくんの勝利で終わります。

自分の魔法特性を理解した上でルールのある戦いに持ち込んだシャルルの戦術は
光るものがありましたが、ランスくんの実力はさらに数段上だったようです。

器用さが光るドットくんのバトル

マッシュが魔法で封じ込められ、ヴァルキス校のNO.2であるレヴィと対峙することと
なったドットくん。

ドットくんの少年漫画っぽさが良い!
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社

これは苦戦は必須か、と思ったところに、まさかの二人目登場。2対1の割りと絶望的な
状況の追い込まれてしまいます。

しかし、勝利条件はマッシュを封印した魔法を解くカギを入手すること。

ここでの戦い方はドットくんの器用さが光ります。ドットくんの魔法「エクスプロム」の
爆発と煙を利用して近づき、自爆覚悟の攻撃を繰り出します。

最終的にカギを手に入れたドットくんですが、器用さと仲間を信じる覚悟を見せつけた
10巻の名バトルの一つです。

筋肉VS磁石

仲間の助けもあり、ついに封印から開放されたマッシュ。10巻の後半は、磁石の魔法を
使うレヴィとの戦いがメインです。

テクニカルかつパワーもあり、正面きっての戦闘も出来るレヴィはまさにヴァルキス校の
NO.2に相応しい実力の持ち主です。

野球回のある漫画は名作というジンクス
「マッシュル -MASHLE-」 甲本一 集英社

マッシュVSレヴィの対決は10巻最大の山場と言えるでしょう!!

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