【王様ランキング】 アニメ11話感想

アニメ 感想

ダイダ氏の回想から始まった第11話。

小さい頃の兄弟の様子が描かれています。
でも、ボッジさんは大きくなったの??

ダイダ氏の過去

母から兄を守るよう言われ、父からは鏡(ミランジョ様)を渡されます。
優しい顔で鏡を渡すボッス王ですが、このとき、いったいどんな感情だったのでしょう。

こうして、父と母の愛を受け、王の息子として大切に育てられたダイダ氏でしたが、
成長するにつれ兄に対する歪んだ感情を抱くようになっていきました。

そんなダイダ氏の歪みに気づいたベビンはお忍びで町へ社会見学に出ます。

町には、病める者、老いる者、そして兄ボッジさんよりも重い障害をもって生きる者も
いました。

かつては小さな村でしたが、このような人々が生活できるようになるほど発展
できたのは、ボッス王のおかげでしょう。

そして、ダイダ氏は努力して成長した人間だからこそ、弱い者に対して
「努力不足」と冷淡に捉えてしまいます。

ベビンは、ダイダ氏に王としてあるべき姿を教え、同時に自身の傲慢さに気づく
きっかけを与えたかったのかもしれません。

謎の少女の過去

そんな過去を振り返り中のダイダ氏の前に、膝を抱え泣いている少女が現れます。

少女に声をかけると、後ろから大勢の大人が現れ、口々に少女を責め立てます。
そして、よく見ると、少女は両手がなく、顔は酷い状態で、それを隠すために
仮面をつけていました。

双方の事情がわからないなか、それでもダイダ氏は少女の味方につき、大人たちを
怒りのキックで撃退します!

怒りのダイダ・キック!!
アニメ「王様ランキング」より

こうして、暗闇の中に捕らわれていたダイダ氏は少女と二人で助け待つことになりました。

続々と集結する面々

場面は変わって、冥府のデスハー王。王様らしく仕事の真っ最中です。

しかし、突如なんらかの異変を感じ、獲物の金棒をもって城の牢獄へ足を運びます。

すると、そこに捕らえていた囚人の姿が見えません。
消えたのは、冥府騎士団の団長オウケン。どうやら彼は外部の手引によって脱獄
した模様。

なぜ「冥府騎士団」で指揮を取るのが隊長だったのか。これで理由がわかりました。
しかし、ではなぜその団長を牢に捕らえていたにか……。

場面はまた変わり、ヒリングとドルーシに。
城から避難していた二人ですが、兵士を連れてボッス王国へと向かっています。

どうやらヒリングさん、ガチのようです。

見た所、重装よりの装備(ダクソ脳)
アニメ「王様ランキング」より

そして、修行中のドーマスとホクロ。

スパルタなドーマスですが、どうやらホクロ曰く、教えるのが下手とのこと。
ボッジさんの不遇さは、この人も一枚噛んでいるのかもしれません……。

自分基準で教え方が下手!!:★☆☆☆☆ byホクロ
アニメ「王様ランキング」より

魔性の母性、ミランジョ様

ボッス王との戦う面々が揃いつつある中、ミランジョ様も次なる一手を指してきます。
それは、冥府から罪人を王国へ連れてくることでした。

そんな中、道中を護衛するアピスはかつてのミランジョ様との日々を回想します。

気弱な性格のせいで、いまひとつ才能を発揮できなかったアピス。
そんなアピスを母性で包み込み、自信をつけさせたのがミランジョ様でした。

アピスの性格を見抜き、母性で籠絡させる、まさに魔性の母性!!

包み込むように……。
アニメ「王様ランキング」より

このときも、ミランジョ様は王国転覆を考えていたので、後々アピスを手駒として
利用するつもりで接したのか。それとも、怯えるアピスに思わず母性が出てしまったのか。

真意はつかめませんが、どちらにしても魔性の母性であることには変わりありません!!

ボッジさんの帰還

修行を終え、ついに王国へと帰路に立つボッジさんとカゲさん。

最後に師匠デスパーの別れの言葉があります。
しかし、ここでデスパー師匠「ボッジさんの言葉がわからなかった」と衝撃の
カミングアウトをカマします!!

まあ、ノリでわかってたんでしょうね。ノリって大事です。

ノリだよ、ノリ!!(違います)
アニメ「王様ランキング」より

そして、言葉が通じなかったことで不自由は無かったし、短所が必ずしも
短所ではない、もしかしたら長所なのかもしれないと伝えます。

たくさんの人間を育ててきた名トレーナーだからこその言葉です。
(でもボッジさんのシチューでは死にかけてましたよね?)

旅立とうとするその時、ボッジさんの元に冥府騎士団が現れます。

なんでも冥府の罪人がボッス王国へ行ってしまったのだと。

急遽、ボッジさんの帰りは冥府騎士団との同行になりました。
こうして、ボッジさんとカゲさんは、騎士団の馬に載せられ、せわしなく
冥府から離れるのでした。

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